スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
-------- --:-- | スポンサー広告
アキバ運動会雑感:その2
秋の落ち葉と共に、既にその熱気はどこかに去ってしまったかのように感じられますが、アキバ運動会に参加してみて感じたことをもう少し。特に二日目のバトルに関して。

二日目のバトルに関してですが、お客さんの反応が非常に良かった。おそらく、多くの観客の方々にとって、生でロボットバトルを見るのは初めてだったと思うのですが、エンターテインメントの一つのジャンルとして、ロボットバトルが成り立つことがある程度証明されたのではないでしょうか。「正直、ROBO-ONEもこれくらいのお客さんが入ってほしいよなあ」といった声もちらほら聞こえてきましたよね。

今後、ROBO-ONEを開かれたエンターテインメントとして発展させていこうとするなら(ROBO-ONE委員会にそのような意図があると仮定して)、手を叩いて喜んでくれた観客の方々が、ロボットバトルのどこに魅力を感じているのかを知ることが必要不可欠だと思われます。その魅力とは、技術的な視点からロボットを見てしまいがちなロボビルダー達の盲点を突いたところにあるのかもしれません。

服を着せた僕のワイルダー01なんかは、横歩きでダッシュすると「かわいい」と声をかけてもらったり、ズッコケると子供達から大笑いが起こり、そしてあやふやな立ち上がりの動作の途中には「頑張れー」と声援を頂きます(まあ、僕はそこまでの反応を予測してロボットを作ったり操縦したりしているわけではないのですが、こういった反応そのものは非常に嬉しいです)。

しかし、これが一転、ivreが相手のロボットを吹っ飛ばすシーンになると、大人たちからは「おーーー」という感嘆の声が漏れる一方で、先ほどまではまるで成長過程の赤ちゃんを見守るような反応を見せていた子供達は、今度は口をあんぐりと開けて固まってしまう。「うお、すげえ、でも、ちょっと近寄れねえ・・・」といった感じでしょうか。ライターの梓さんは、「強力なロボットは子供達を黙らせる力をもっているんですよ」と冗談交じりにおっしゃっていました。

しかし、これを見て、子供達にとってロボットが恐怖の対象として留まってしまう(つまり、自分よりも大きな犬に対して感じる恐怖のように)と否定的に考えるのは早急な判断でしょう。その危ういばかりの強さが、憧れの対象に転化する可能性だってあるわけですから。

大会後の飲み会の席で「カッコイイロボットってどんなロボットだろう」という話になりました。ちなみに、アニメイダーさんの「力説」によると、「巨大ロボットヒーローのカッコよさの根底にあるのは、その圧倒的なサイズによる自らの力強さの誇示」とのことです(「圧倒的魔王号」の由来はココにあり!)。

まあ、あの大きな「圧倒的魔王号」を触るのは、大人の僕にとってもいろんな意味で怖い(笑)。でも、そのような「触るのを躊躇ってしまうような強そうなロボット」には、ある種のタブーめいた魅力があるわけで、あくまでも観客ウケという観点に限って言えば、全てが「人間らしい動き」を追求したロボットである必要はないし、見た目の可愛いロボットだけが子供ウケするとも限らない。様々なロボットがいることで、より広い観客層にロボットバトルの魅力を伝えることが出来ると思うし、また、個々のロボットの特徴も浮き上がってくると思いますが、いかがでしょうか?

ROBO-ONEは次回より、手の長さの規制が厳しくなります。バトルにおける手の長いロボットに対する賛否両論があるのは理解できますが、この規制により、今後、ROBO-ONEの流れでは、手の長さを生かした機体から予想外の技術が産み出される可能性がほぼなくなったわけです。例えば、今回のアスリート大会の障害物競走では、スーパーディガーがその両手を真下に伸ばし、足を折り曲げ、まるで松葉杖を使って歩くかのような方法で、いくつもの段差を軽々とクリアしていきましたが、今後はこういった発想がなかなか出てこなくなるかもしれません(家庭内にロボットを導入する際にも非常に有用な動きだとは思いますが)。

もちろん、ROBO-ONE委員会の目指す方向性のなかでの技術革新は見込まれるとは思います。ただ、その結果、全てが似たり寄ったりのロボットばかりになってしまったら、見ている側としては退屈なものになるかもしれない。

色々と協議を重ねた上での規定の改正なのでしょうが、僕個人の意見としては、ROBO-ONEには「一般の人にも開かれたエンターテインメント」という方向性を目指して頑張ってほしいです。僕も頑張ります(笑)。
スポンサーサイト
2006-11-09 11:52 | ロボットイベントレポート | Comment(0) | Trackback(0)
Comment
コメントを書く
#

管理者にだけ表示
Trackback
Trackbak URL:http://hirokatsuno.blog70.fc2.com/tb.php/70-e6d7efb7
03
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。