参加者としての個人的な印象ですが、初日のアスリート大会は非常に面白かった。コースや競技の詳細が前もって知らされてないということには賛否両論があるかもしれませんが、僕としては、おぼろげにしか知らされていないなかで、今の自分のロボットが持ちうるモーションを駆使して、それぞれの競技をクリアしていくプロセスが本当に楽しかった。来年も同じ競技を行うなら、コース内容は一新していただきたいものです。
前もって決められた競技内容に特化した機体やモーションを作るのも、それはそれで一つの方向性に沿った開発と捉えることができるのでしょうが、二足歩行ロボとしてモーションの種類や機体の構造にはある程度の幅があると、そこからまた新しい技術が枝分かれすることが期待できるのではないでしょうか。レスキューロボットなんて、予測不能の状況のなかで動かないといけないわけですからね。
まあ、レスキューロボットは二足歩行である必要はないのかもしれませんが、少なくとも、今後、家庭内に入ってくる場面を想定すれば、二足歩行ロボットは段差を乗り越えたり、カーペットの上を歩いたり、物を押したりする必要も出てくるわけです。まさに、障害物競走や大玉ころがしの延長なんですよね。
ちなみに、そのアスリート大会で障害物コースを華麗にクリアしたスーパーディガーですが、アキバ運動会の初日を終えると、次の日は福岡でのバトルイベントに出場し、さらにその延長でロボスクエアで行われた火星ローバーコンテストの特別ゲストとして、火星ローバーコースにチャレンジしたとのことです。
僕はそのときロボサッカーの試合に出ていたので、残念ながらその現場に居合わせることは出来なかったのですが、聞くところによると二面でタイムアップだったとか。ちなみに、石がボコボコのマーズアタックの傾斜は高さ約15cm長さ90cmだそうです。現時点では通常歩行じゃ無理なのかな。
(付け加え)
スーパーディガーの火星ローバーコース挑戦ですが、
大林さんのところに写真がアップされています。特撮のセットの中を突き進んでいるみたいで、カッコイイ!
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