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長井からの帰京
「吉日号で行く長井合宿ツアー」から帰ってきました。

今回は僕にとって初めてのROBO-ONE観戦でした。最近はロボスクエアの大会でGP勢とご一緒させてもらう機会が多いのですが、世の中にはまだまだ色々なロボットがいるんですね。どのロボットも個性的で、自らのロボット製作へのモチベーションが上がる観戦となりました。

個人的には、同じ九州練習会から唯一出場されていた水井さんチームの疾風を応援していたのですが、残念ながら本戦二回戦で敗退。白熱する戦いではあったのですが、相手のBLACK-BLADEも完成度の非常に高い動きを備えていたと思います。あとはメタリックファイター対MYROの試合が実現していればなあ。森永さんもMYRO戦に向けて気合十分のようでしたが、残念ながらその一歩手前でivreに敗退。

しかし、ivreはすごいですね。何がすごいかって、機体の性能と操縦者の「ゆ」さんの戦い方が一つのコンセプトの下に完全にシンクロしているんですよね(全くもってうらやましい)。「カシャカシャカシャ、ズドーーン」って感じで、相手が吹っ飛ぶ様を見ると、人間の方が真似たくなります。後でスロー再生してみてみよう。また、ivreのように機動性の高いロボットの試合は見ているだけでも非常にエキサイティングです。

ロボコンマガジンの竹西さんともお話をする機会があったのですが、今回の予選は審査が本当に大変だったようです。予想以上の機体がそれなりに規定演技のウサギ跳びをこなしていたので、他でどのように得点差をつけるかが難しかったとか。これは逆に言うと、規定演技をうまくクリアできなかったロボットは大幅減点を喰らってしまったということでしょう。

宿の「とらや」は吉日&Uziツアーでほぼ貸し切り状態でした。ロボットビルダーさん達との夜はさすがに長く、長旅の疲れも手伝ってか、朝型の僕は11時をまわるとふらふらしていました。なんとか技術的な話についていこうと頑張るも、やはり意識が落ちるのは早かったです。

本戦終了の夜は宿ですき焼き宴会(米沢牛は信じられないくらいにおいしかった)。それに続いて、宴会バトルが開催されました。「こういうことなら自分のロボット持ってくれば良かったなー」と思うも後の祭り。

KICX1557.jpg

(宴会バトル参加機体[あと、ここには写っていませんが、ゴーレム君vs圧倒的魔王号という、一部の人たちにとってはある意味ロボワンの決勝以上に盛り上がる試合が行われたことをここに記しておきます])

優勝景品として中村博士からVariBOが、準優勝には中川さんからアールティの1万円クーポンが、3位には大日本技研の田中さんから手と頭のパーツが持ち寄られ(皆さんの好意には本当に頭が下がります)、結局のところVariBOは優勝したオムニの前田さんから宿の息子さん(小学生)に贈られることに。将来のロボット研究者の種がまかれた瞬間でした。

今回ちょっと残念だったのは、東北という私にとって未開の土地を肌で感じる時間がほとんどなかったことです。せっかく山形まで来たのに、ROBO-ONE会場と宿の往復だけで終わってしまうのは非常に心残りだったので、長井出発の朝、無理やり時間を見つけて三十分ほど宿の周りを散策してみました。

都会を離れたところで何らかの伝統行事を目の当たりにすると、そこに失われた日本を感じてしまうことはありませんか?実は宴会の直前に、宿の前で獅子舞の儀式が行われていたのですが、この時僕は日本の原風景に行き当たったような気分に陥っていました。しかし、出発の朝改めて長井の町を軽く歩いてみると、そこに現れたのは前夜のイメージとは全く違った、ごく普通の市井の人たちが日常生活のサイクルを淡々とこなしている姿でした。

宿の前の道を右に進み、その先の交差点を一ブロック左にそれると、このような絵が描かれたシャッターに行き当たりました。

KICX1565.jpg

この町にとって獅子舞は非常に重要なシンボルだと改めて気づかされたのですが、それは決して観光客を誘致するために創られたものではなく、町の人の日常の一部として根付いているように見受けられます。

そして、どこまでも真っ直ぐに、かつ点々と続く商店街ですが、必要以上にも以下にも営業している様子はない。ここには過労死などという種類の死は確実に存在しないのでしょう。

KICX1563.jpg

人々の日常生活が垣間見えるこの通りをカメラ片手に歩くと、なんだか人の家に勝手に上がりこんでいるような気分にさせられました。

そして、この商店街をちょっとそれると、まるで江戸時代から続く呉服屋のような建物がひょっこりとたたずんでいたり、

KICX1562.jpg

さらにその先には、こんなに素敵な明治の洋風木造建築が建っていたりするのです。まるで、異空間に放り込まれたような気分になってしまいます。

KICX1564.jpg


観光という画一的なシステムの媒介がなされていない、色々な表情を併せ持つ町です。今回は、こんなところでROBO-ONEが開催されたのでした。
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2006-09-20 11:45 | ロボット文化 | Comment(2) | Trackback(0)
Comment
かつのさん、遠い所を長井まで来ていただいてありがとうございました。
ナガレンジャーのメンバーは何人かいるのですが、
今回地元開催ということで絶対に予選敗退は許されないプレッシャーがあり、本当は吉日ツアーのみなさんを含め色々と交流がしたかったのですが、こんな状況で余裕がありませんでした。

長井という町は特に観光に特化した町ではなく地元の人にとっては「特になんにもない町」だと思います。(市の観光協会の人にはおこられそうですが)
獅子舞も観光目当てではなく、昔からそれぞれの地区の守り神として存在しています。その地区の獅子によって形や舞い方が微妙に違うのも面白い所です。
「変に観光地化していない」逆にそれが魅力なのかもしれませんね。

ところでナガレブラックは獅子をイメージしてます。
獅子の兜?をかぶって白いマスクをしてるんですよ。
今回の規定演技がうさぎ跳びなので、
「黒いウサギ」ってみんな思っているんでしょうけど。。。
獅子の金色の歯がおでこについているし、腕にもついている。
そんな長井のロボット「ナガレブラック」をこれからもよろしくお願いします。
ナガレブラック 2006/09/21(木) 00:28:26) 編集

>ナガレブラックさん
どうも、書き込みありがとうございます。あと、大会は本当にお疲れ様でした。ナガレブラックは獅子をイメージしていたのですか!手が届く位置でじっくり見させてもらうチャンスがなかったので、気がつかずにいました。しかし、遠目からでもかなりカッコイイ機体ですよね。

会場の最前列でビデオを撮っていたのですが、やはり膝の構造が気になりました。いつかホームページ上で解説が聞けることを楽しみにしています。そのうちどこかの大会でお会いしましょう!(遠いですけど、福岡にも来て下さいね)。
かつの 2006/09/21(木) 11:57:06) 編集

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